2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「Control」

弟と再会したとき上田現(「わだつみ」の人)の話題になったのがきっかけで、思い出したように聴いている。 CAPTAIN RECORDに所属していたバンドは、当時、何故かアイドル的扱いを受けていた気がする(宝島のせい?)。LA-PPISCHもそのひと組だった。BEST 19…

四百年前

先日、「四百年前社寺建物取調書」という382枚にもおよぶ記録が発見されたことを朝日新聞の地方版(京都)で知った。なんでも、1884年(明治17)前後に京都府下にある社寺建築について調査した際の記録だという。 『再撰花洛名勝図会』は1864年(元治元)に…

雷と地勢

この5年ほど、伏見の城山の南側に住まっている。このあたりは京都盆地のなかでも1年をとおして気候が温暖で、底冷えするほどの寒さを感じることはまずない。丘陵の南斜面という地形が影響しているのであろう。 江戸時代後期の医師、国学者として知られる橘南…

酷暑遠足

いつも通る歩道橋に設置された温度計の38度という電光掲示に、猛暑ぶりを再認識させられる毎日が続いている。土曜日は特に酷かった。 そんな酷暑のなか、朝から近畿水環境交流会in伏見というイベントに参加する。京阪墨染駅に集合の後、琵琶湖疎水とインクラ…

完封逃す

できれば完投、完封して欲しかった(欲張り過ぎ?)。それにしても、調子の良さは「賢い」太郎(通称カシコ)に改名したおかげなのか。

「もうがまんできない」

江戸アケミの衝撃的な死から18年。そうか、もうそんなに経つのか。裸の王様アーティスト: JAGATARA出版社/メーカー: BMGメディアジャパン発売日: 1999/09/22メディア: CD クリック: 14回この商品を含むブログ (15件) を見る デヴュー当時はセンセーショナル…

象徴の山

富士山と比叡山の、類似と相違について考える。山をメタファーとしてとらえる。そこから何がみえてくるのだろう。

検討委員

宇治川太閤堤跡保存整備検討委員会の初会合に出席した。各方面の著名な方々が列席され、たいへん恐縮する。おそらく、文学研究の立場にいる者がこうした委員会に参加する機会はまずないといってよいだろう。しかも、最年少であり、唯一人の女性(まだまだ登…

「Turnover」

バンド名が「Fucked Up, Got Ambushed, Zipped In」の略に由来するというのは、いましがた知ったばかりだ。インターネットというのは実に便利である。万歳、Wikipedia(ウソ)。Repeater & 3 Songsアーティスト: Fugazi出版社/メーカー: Dischord発売日: 199…

守備範囲

日本近世文学が専門、ということになっている。しかし、ここのところ仕事の依頼はほとんど歴史や地理に関係するものばかり(地誌の研究がメイン・テーマなのだから仕方がないのか)。「型にはまらない」という意味では、オルタナティヴといえなくもない。 「…

小説、怖い

まったく読まないというわけではない。けれども、小説があまり好きではない。 かつてはよく読んでいた気もする。小学生のころは江戸川乱歩の少年探偵団シリーズが好きで、図書室で借りては気に入ったものを購入(=収集)していた。中学生のころはコバルト文…

「あんた飛ばしすぎ」

どの曲もカッコイイのに、どの歌詞もオモロい。そのセンスが好きだ。GOLDEN HITSアーティスト: GARLIC BOYS,二牟礼卓巳,二牟礼知巳,松枝誠,小早川浩出版社/メーカー: HOWLING BULL Entertainmen発売日: 2000/07/05メディア: CD クリック: 2回この商品を含む…

終日交流

大学院の後輩たちと前期慰労会を催す。もちろん最年長参加者だ。ひとまわり以上年下の人たちとの会話は、元気をわけてももらえるが、その年齢差を痛感させられもする。 ヴェトナム料理は野菜の使用量が多く、ヴィタミンの補給によい。それぞれの苦手な食材(…

「Banana77」

はじめて1作目を聴いたときは、S.O.BともOUTOとも違っていて驚いた。グラインドでもないし、スラッシュでもないし、単なるハードコアでもないし、そのくせいずれにもあてはまるような音。カテゴライズすることの無意味さがよくわかる。825アーティスト: RISE…

それ、いる?

以前から気持ち悪くてしょうがない某チェーン店の「丼ぶり」という表記。「〜丼」というときはたしかに「〜ドン」と読むが、これはあくまでも省略した使用例である。国字「丼」はそれだけで「ドンブリ」と読むのだから、「丼ぶり」だと「ドンブリブリ」にな…

半期終了

金曜日、前期分すべての講義が終了した。しばらくは月末締めの採点業務にはげむ毎日が続く。 例年、摂南大学の金曜日の講義は前期のみの開講で、後期はスケジュールに空きができる。ちょうど立命館大学GCOEプロジェクトの研究会の日にあたっているので、都合…

「Walls Come Tumbling Down!」

The Jamからの転身には若干の驚きもあったが、最後期はすでにThe Style Councilを思わせる曲が増えていたように思う。Our Favourite Shop (Chi) (Dlx) (Dig)アーティスト: Style Council出版社/メーカー: Universal UK発売日: 2007/03/27メディア: CD クリッ…

やや書評

かつて大学生だったころ、一般教養科目は人文科学、社会科学、自然科学に分類され、興味に応じて履修していた。もちろん、専門科目の周辺の科目もあれば、全く分野違いの科目もあり、それなりに楽しんで聴講していたように思う。入学年次とほぼ同時期に大学…

出欠確認

不在だった父はそのまま永久欠番となり、同じく不在だった弟が再びベンチ入りを果たす。久しぶりの対面は「まいど」から。あうんの呼吸、天ざるの味。

湖国満喫

摂南大学の同僚T井先生と湖国めぐりへ。まずはミシガン・クルーズで癒される。その後、またも甘味を求め、東近江市のクラブ・ハリエに向かう。今日から白桃フェアということで、さらに癒される。移動の車中、互いに話しつ、聞きつし、憂さも晴らす。慌ててキ…

案外名将

昨夜のスチールが計算だったというのなら、「迷将」などと呼ぶのは失礼なのかもしれない(もっとそれにふさわしい人が某軍にいる)。たまたま、というのもあり得るけどね。

「YARUSE NAKIOのBEAT」

20代後半、いちばん聴いていた音楽は間違いなくこれだろう。SAPPUKEIアーティスト: NUMBER GIRL,向井秀徳出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2000/07/19メディア: CD購入: 2人 クリック: 56回この商品を含むブログ (151件) を見る テレキャ…

書評やも

京都に住んでいると、他郷の人から「いいところにお住まいですね」といわれることがある。たんなる社交辞令なのかも知れないが、京都にかぎっていえば少し違った意味があるように思う。 「いいところ」というのはこの場合、有名な神社仏閣が多くある東山や嵯…

「とどめをハデにくれ」

カッコイイとか悪いとか、そんなのとは関係なく聴いてしまう。どこへも帰らないアーティスト: Theピーズ出版社/メーカー: キングレコード発売日: 1996/03/23メディア: CD クリック: 11回この商品を含むブログ (35件) を見る なげやりなムードを盛り上げるの…

発火装置

締切まで1週間。なんだかよくわからないが、とりあえず、書いてたら嫌なことも忘れることができるかもしれない。 余分なことは考えないし、そんな暇もない。

思考停止

江戸時代の街道について考えるとき、そこを利用し、通過する「速度」が問題になってくるのではないか。たとえば、京〜江戸間の移動は、東海道ルートであればおよそ10〜13日間であったのに対し、中山道ルートだとおよそ14〜16日間を要したとされている。しか…

果報待ち

「本命」の応募締切2日前、ようやく書類を送り出した。(市内であるにもかかわらず)書留速達で2,200円というのが、高いと思うか、安いと思うか。結果次第である。とりあえず、「忘れてしまおう」。これが鉄則。

南方巡業

五條はほんとうに遠かった。遠かったが、往きは近鉄特急終点駅までお迎えあり、帰りは自宅までお送りあり。これほど楽をして良かったのだろうか。また、それにみあうだけの話しはできたのだろうか。 「文章を書く」ことと「文章を書くことについて語る」こと…

神がかり

快進撃。絶好調。それでもなお、暗黒時代を知る者としては「一寸先は闇」などと不安がよぎる。CSにもむいてなさそうだ。

「Hard to Explain」

この仕事をはじめたばかりのころ、非常に回顧的、保守的なループにはまってしまっていた。そんな行き詰まった空気を一掃した1枚。ジャケットもクールでよい。イズ・ディス・イットアーティスト: ザ・ストロークス,J.カサブランカス出版社/メーカー: アリスタ…