2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

お買い物

これはというものがなかったので、目にとまった本を購入。江戸期文化人の死因作者: 杉浦守邦出版社/メーカー: 思文閣出版発売日: 2008/09/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る 著者がいらしたという某病院とよく似た番号のた…

講義再開〜その2〜

2コマ@龍谷大学の後期第1日。1コマ目は専門科目であるがゆえに、ゆとりをもってのぞむ。 対して、留学生別科の講義は半年ぶりであることも手伝ってか、課題が山積。文化共同体の外部からやってくる「他者」に、歴史・文学を説くことの困難さ。「自己」の未熟…

「Satisfaction」

PollyとBjork、どちらに軍配を上げようか。 (前者といいたいところだが)とりあえずはドロー、なんだろうな。 とはいえ、シロクロ(=勝敗)つけようとすることの無意味さよ。 この2人なら、(ベタ過ぎるけれど)これを選ぶ。んんん、ジャケットが対照的…。…

塩分過多

林真理子の新しいエッセイのタイトルは『Plus de sel, s'il vous plaît!』なんだそうな。むしろ減塩の方向でお願いしたい今日この頃。 外食全般にいえることだが、とにかくしょっぱい。今回の旅行でも、改めてそれを実感する。ただでさえ弱い腎臓が悲鳴をあ…

海鮮三昧

新学期早々、同僚のT井先生と旅に出る。目当ては香住ガ二。 香住町では、冬場のズワイガニを松葉ガニと呼ぶのに対し、もう一方の紅ズワイガニの方を香住ガニと呼んでいます。 予、ひと夜がうちに香住ガニ2杯を食したり。刺身、しゃぶしゃぶ、焼き、茹で、鍋…

策士の策

久しぶりの文理研は、吉野にある菓子舗「こばし」のやき餅に、鳥取土産のシジミ型饅頭(味はほぼモミジ饅頭)、「六花亭」の十勝六花(ひとくち大のパイ菓子)が並び、さながら地方菓子見本市と化す。 テクストはいまだアントワーヌ・コンパニョンのまま。「…

講義再開

夏休みも明け、立ち上がりは3コマ@摂南大学から。予想どおり1コマ目の後半に声が枯れだす。午後の2コマは少しすべりがよくなったものの、滑舌が悪いことこのうえなし。そのうちに改善できる(慣れてくる)のだろう。ぼちぼち。 ひさびさの4時間以上におよぶ…

「タンゴ」

90年代。洋の東西を問わず、いろいろな企画モノのオムニバスがリリースされていた。「dance②noise」もそのうちのひとつだった(なぜか、005だけ登録されていない)。DANCE 2 NOISE 006アーティスト: オムニバス,DEF.MASTER,COALTAR OF THE DEEPERS,北澤組,AU…

いつもの

散髪、というと笑われることがある。カットと言わないといけないらしい。つゆ知らなんだ。 四季とともに、髪を切る。あらためて去年の日付を確認してみると、春分、夏至、秋分、冬至に合わせて切っていることに驚く。 バッサリと切る勇気がなかったので、結…

プリンタ

プリンタが壊れたので、仕事にならない。10年近くも使っていたのだから、天寿を全うしたといってもいい。ご苦労様。 LBPの場合、メーカーの選択肢があまりないのでつまらない。現行のメーカーにめぼしいものがなかったので、複写機能を備えた他社製に乗り換…

俳文研で

京都俳文学研究会例会のため、午後、龍谷大学大宮学舎へ向かう。大学院の秋入試と重なっていたらしく、会場は本館1Fの応接室に変更。本館は重要文化財に指定されているので、少し得をした気分になる。 ながらく不参加で、久しぶりの例会だった。会誌編集のお…

「Reach Out (I'll Be There)」

80年代。父の仕事の関係で、いろいろな職業の人に出会うことがあった。そのなかに、アメリカに行っては向こうのラジオをエア・チェックしてきて、ダヴィングしてくれる人がいた。そこにはMotownを中心としたPOPなSOULが詰まっていて、テープが伸びるまで聴き…

講座案内

今朝、予告どおり泥のように眠っていたところ、電話の呼び出し音で無理矢理に起こされる。出てみると、10月3日からはじまる龍谷大学エクステンションセンターの開講確認の件。定員いっぱいの申し込みがあったとのこと。ありがたい。 ところで、一応は文学研…

お買い物

やっと入手。何をいまさら、と言われそう。空洞ですアーティスト: ゆらゆら帝国出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント発売日: 2007/10/10メディア: CD購入: 2人 クリック: 119回この商品を含むブログ (259件) を見る 来週末にはライブのチ…

栄養補給に

昨日の夜はヤマイモを中心とした和定食を、今日の昼はフレンチ、夜はスンドゥブ・チゲ(行った店ではスントゥブと呼んでいた)を、それぞれ外食する。それなりに美味いのだが、添加物フリーでなかったことを口中の腫れによって知る。そのうえ栄養過多で、口…

肉体疲労の

突然、手のとどく生活圏内に落下傘降下してきた弟。人並みの生活を送るためには可及的すみやかな清掃作業が必要とのことで、実家に緊急招集される。非力ながらも、仕切としての役割は果たせたと思う。 昨日と今日、普段はほとんど使われることのない筋肉を酷…

怒る閣下

国技、国技とうるさく叫ぶ割りには、自分では何も行動せず、起こっていることに文句を言うだけの人が多すぎる。政治を批判するのとまったく同じで、「日本人だな」と思ってしまう。国技というのなら、みんなで参加する意識を持ってもらいたい。いっそ、参加…

喜楽と哀

ゆえあって、あるテクストの研究史を辿っている。 研究史についてまとめられた文章は事実確認のようなものなので、読んで面白いと感じることは(ほとんど)ない。が、意外にもわくわくさせられる。喜、楽。 一方、同じ雑誌の投稿論文を読んで、わくわくする…

中秋の月

今年は連休と重なっているため、京都の各所で観月の催しが企画されているようだ。拙宅付近はかつての月の名所である。ベランダから眺めるか、観月橋まで出てみるか、あるいはかつての指月の森まで足をのばしてみるか。思案中。 ☆ 結局、朧月なればベランダで…

見落とし

危うく見過ごすところだった。地図マニアが聞いて呆れる。 そう広くはない町内にあって同じ屋号。なにせ相手は老舗中の老舗(当時はそうでもないのか)だから、生半可な理由では名乗らせてくれないだろう。妄想はふくらむばかりである。 突撃取材も「いちげ…

山本幸司著『〈悪口〉という文化』

注文していた古本が届く。〈悪口〉という文化作者: 山本幸司出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2006/11/16メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (11件) を見る 公衆の面前で人を謗るような風習がいまでもある。おおよそ祭礼行事と結…

「Teen Age Riot」

時期によっていろいろと評価はわかれるんだろう。他にも傑作はあるのだけれど…。Daydream Nationアーティスト: Sonic Youth出版社/メーカー: Geffen Records発売日: 1993/11/23メディア: CD購入: 1人 クリック: 35回この商品を含むブログ (96件) を見る それ…

ある書肆

1839年(天保10)刊の『貞経』はいわゆる女訓書である。著者は八島五岳で、既婚女性のあるべき姿を説いている。江戸時代版『女性の品格』といったところか。こうした本は安定した需要があったので、版権を持つ某書肆は相当の財を築いたと推察される。 この某…

お買い物

こないに分厚いとは思わなんだ。『告白』以来か。宿屋めぐり作者: 町田康出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/08/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 58回この商品を含むブログ (121件) を見る 目にとまったので、ついでに。和力―日本を象る作者: 松田…

初秋猶暑

立命館大学のGCOEプロジェクトは平常であれば金曜日に集まることになっている。ただ、なかなかはかがいかないのも確かで、春と夏の長期休暇中に集中合宿(非泊)を行っている。先週からはじまっていたのだが、今日が初参加。なんとか天明13年版を仕上げてし…

「20世紀の終りに」

相方の友人が富山より帰洛される。あちらでは新鮮な魚に恵まれるものの、焼き鳥を食す機会がないとのこと。藤森の門扇にお誘いする。美味い。大満足。 ところでこのお店はBGMに有線を流していたのだが、(あえて)80年代前後の歌謡曲専門のチャンネルにあわ…

寺田屋で

そりゃそうだろう、と思ってはいたが、ちょっとした騒動になっていて驚く。なんらかの利害が生じる場合には慎重に対応しなければいけない、と師がよく仰っていらしたのを思い出した。

方向転換

現在進行中のネタがやや広がりをみせそうなので、すこし時間をおくことにする。その変わりに別ネタを用意する。今月末の締切に間に合うよう計画を変更。 井原西鶴は町人物がいい。時代劇なら「伝七捕物帳」がいい。

ノイズ、数珠繋ぎ

キング・オブ・「オン・ザ・眉毛」。亀川千代の髪型は灰野敬二の影響というが、本当だろうか。 なんだかとてもせつなくなる。

宮沢章夫著『東京大学「ノイズ文化論」講義』

久方ぶりに早起きをする。敏感性鼻炎が酷く、眠っていられなかったためだ。こんな日はたいていテンションが高いので仕事がはかどる。が、しなくていいこともしてしまうのがよろしくない。 朝食をとり、新聞を読む。その後、レザー製のソファに保護クリームを…