2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

そうか!

明治女学校で思い出したこと。 かつて、中学高校時代の恩師が、雑誌(12ヶ月分)と書籍を結婚祝いにくださった。それが『婦人之友』と中村成子著『中村成子の始末の料理 歳時記・旬の出逢い』だった。 そういやプロテスタント系の学校やったしね、と合点する…

イロの道

過日の広嶋進先生の講演を拝聴し、考えたことなどを。 ☆ まずは宮藤官九郎の「真夜中の弥次さん喜多さん」を枕にふりつつ、江戸時代の男色、女色、婚姻の位置づけを解説される。なかにはBL(やおい)や男の娘を好む学生も少なからずいるであろうから、掴みと…

目下不安

このところ、おもに学生対応の場面で「なんでやねんっ」と地域変種まるだしで突っ込みたくなることが多い。こちらがうまく伝えられずに生じた問題ならば改善のしようもあるが、そうでない場合(学生が聞き落とす、勘違いをする)にはどうすればよいのかわか…

深まる秋

昨夜、講義が終わった頃から急激に気温が下がった。やや暑いことを想定した秋物を着ていたため、非常に寒い思いをした。 今日は朝から晴天で、気温の上昇も見込めそうだが、予報では20度を超えないとのこと。月・火曜日と異なり、水曜日は夕方に担当講義が終…

秋期開始

本日よりNHK文化センター@京都の秋期講座がはじまる。今回は『都林泉名勝図会』を取りあげ、編集に関する創意工夫とそこに込められた(はずの)編者の「意図」を読み解いていく予定。これまでは挿図を単品で並べ比較することが多かったのだが、冒頭からつぶ…

イチバン

今期の月曜日は、1限がはじまる前から合同研究室にみえる先生がいない。基本的に、9時には研究室にいるよう努めているため、他の先生がみえるまでの1時間はひとりでいる。実はその時間が週でいちばん仕事が捗る。 合研にはコピー機やリソ(メーカーが異なる…

30代最後

明日、不惑(満年齢)となる。とくに感慨はない。 強いていえば、若いからという言い訳が効かなくなることがツライくらいか。いや、これまでも充分、他人からみれば若くはなかったのだが、自身のなかに「甘え」があったように思う。とにかくそうした「甘え」…

ユメ叶ウ

20歳前後の未来ある学生と過ごしていると、さまざまな刺激を受け、また勇気づけられることがある。 昨日の講義では、学生から「とある賞に応募した小説が入選した」との吉報を受けた。前期の頃から「そうかな?」とも思っていたのだが、やはり将来の夢は小説…

祝日活用

今日は国民の祝日にあたるが、もちろん講義は通常どおりおこなわれる。いつもならここで昔はよかっただの学生が大変だのいうところ。しかし、これが便利な場合もある。 本務校では「体験講義 2011」と題し、一般の方々(おもに受験生)に向け、大学の講義を…

資料作り

後期の講義では『世間胸算用』を取りあげている。まずは、基礎知識として二十四節気や月齢についての説明をしなければならない。そのための資料を作成している。 たとえば便覧などに載る図や表を複写して切り張りするよりも、スキャナーで読みとった画像を張…

イベント

昼休みに、食堂前のテラスに長蛇の列ができていた。はて? と思っていたら、学園祭にくるザ・クロマニヨンズのチケット前売りに並んでいるらしいことが判明する。 名前こそ変わってはいるが、20年以上も同じ音楽(といったら怒られるか?)をやり続けるのは…

清秋の候

秋の空気が冷たい神無月の亀岡。すでに発熱系の肌着や靴下を着用し、仕事を終えて帰る週末ごとに、冬支度を進める状況である。暖房器具や湯たんぽが活躍する日もそう遠くはなさそう。もとから暑さにすこぶる弱く、年を重ねるごとに寒さに挫けるようになって…