祝日活用

 今日は国民の祝日にあたるが、もちろん講義は通常どおりおこなわれる。いつもならここで昔はよかっただの学生が大変だのいうところ。しかし、これが便利な場合もある。
 本務校では「体験講義 2011」と題し、一般の方々(おもに受験生)に向け、大学の講義を開放し体験してもらうというイベントをおこなう。当然、教員側の準備や心づもりが必要なため、指定された講義のみが対象となる。とはいえ、オープンキャンパスのように非-日常の大学をみるのでなく、通常の講義を現役の学生に混じって聴けるほうが、受験生が志望校を決める際の手がかりとして有効なのではないだろうか。
 こういうイベントは、祝日に講義がおこなわれるからこそできること。該当講義を担当していないだけに、なんとなく後ろめたい気分ではあるが、ひとりでも多くの受験生に本務校のよさが伝わればと願う、体育の日の午後。