2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

葉月の末

拙宅の北側には小学校がある。昨日からすでに新学期ははじまっているようで、31日がなんら特別な意味を持たなくなってしまったことを痛感する。気ばかりが急いて、遅々として進まず、ただ自責と諦念にまみれたあの頃が懐かしい。というのは、ウソ。いまさら…

懐古満載

音楽メディア〈Pitchfork〉が90年代のPVベスト50を選出。クリス・カニンガムとスパイク・ジョーンズが上位を占めているところが90年代ってことで。いやぁ、懐かしい。 1位はインパクトだけという感も否めない(いや、凄いんですけどね)。そして、やはりThe …

悲喜交々

かつて同門の先輩から「良い知らせと悪い知らせがある。どちらが聞きたい?」とだけ記された賀状を賜ったことがある。数週間思い悩んだ末、「はじめから知り得ないことだったと諦めるので、どちらも知らせないで」と電話をかけた。すると、受話器の向こうか…

アキナリ

気がつけば、葉月も下旬。って、今週末で上田秋成展が終わってしまうことをすっかり忘れていた。まずい…。急遽、本日の仕事帰りに京都国立博物館へと向かうことにする。 猛暑の続くこの時期の平日である。ストレスを感じることなく、ゆったりと観ることがで…

1泊2日

昨日の朝、路線バスで名古屋へと向かう。昼過ぎから部門会議に出席する。 ☆ 前期の慰労会ということで、池下のむかしやでご馳走になる。いずれの料理も美味で、当然、ビールも日本酒もすすむくん。 途中、部門長がお好きだという「Torch Song Trilogy」の話…

メデタヤ

大変ご無沙汰しております。わたくし、一ヵ月間つぶやかない実験をしておりましたが、皆様いかがおすごしでしょうか。 えー本日、谷崎潤一郎賞をいただくこととなりました。 受賞作は『ピストルズ』でございます。 大変嬉しゅうございます。(twitter@sin_se…

オマツリ

夕食後、大井神社の祭りを見物に行く。茶席が設けられ、無料だというので一服いただく。

備忘メモ

行けるかどうか、微妙な日程。どちらに行くかも、微妙。 国民読書年記念ロジェ・シャルチエ氏講演会「本と読書、その歴史と未来」 国立国会図書館では、フランスからロジェ・シャルチエ氏をお招きし、講演会を開催します。シャルチエ氏は、印刷文化・出版・…

団欒ラン

昨日は家人の親戚が一堂に会した。全員、というわけではなかったが、13人でにぎやかに食卓を囲むことの幸せをかみしめる。 特に、オーストリアから帰省した家人の従姉一家とはそうそう会える機会はない。2人のお子のうち、下のMちゃんの誕生日だと聞き、急遽…

牛のフン

八木の花火にでかける。拙宅から自転車で数十分、月読橋を渡って川沿いを走っているとどこからともなく牛糞の臭いが漂ってくる。田舎かくありきという感じで、悪くない。 先週よりはやや遠方ながら、正面にあがる花火に調子の悪さも吹き飛ぶ。 今シーズン2度…

盆の帰省

山の彼方(茨木)に住む実母を訪ねる。帰省っちゃあ帰省だが、1時間ほどの滞在で済ませる。続いて母方の祖母の家にも立ち寄るが、伯父の介護をしてくれるヘルパーの方しかいなかった。およそ5分ほどの滞在。 思いのほか早くすべての用事が済む。じゃあ行きま…

電子時代

菊地成孔00年代未完全集 「闘争のエチカ」(上下)“L' e´thique de la lutte ” こんな媒体、見たこたね。 ☆ そういえばDCPRGがBOROFESTAに出演するらしい。10月22日らしい。金曜日らしい。京都にいる日やん!

お墓参り

昼前に、家人の祖父母が眠る綾部へと向かう。京都縦貫道が無料化実験コースになってからはじめての墓参で、これまでに比べると格段に行きやすくなった。あいにくの天気のため、墓地には誰もいない。水気をたっぷりとふくんだ松の薫りと、静寂が広がっている…

読めない

この半期は講義準備と添削に追われ、帰洛しても締切に追われる生活をしていた。移動のバスや新幹線、電車ではMP-3を装備しつつ仮眠するのみで、読書に費やす時間は皆無であった。さすがにこれではあかんやろと、家人のおすすめを読むことにする。相対主義の…

どて煮き

そもそもドテって何よと思いつつ、国産和牛スジ肉の特売を発見、購入したる後、生まれてはじめてその調理に挑む。スージー安金。 焼かないくせに「どて焼き」(=大阪風)というのはおかしいのであって、「どて煮」(=名古屋風)のほうがまだ辻褄があってい…

束の間の

いよいよ今日から夏休暇。24日に会議の予定があるから、2週間強は休める計算である。とはいえ、休み明けの成績報告に関わる一連の作業を遂行せねばならない。 ☆ 1日目くらいはぐうたらしたおそうと考えていた矢先、K研究会のS木さんから電話がはいる。「原稿…

往来反復

ようやく京都に帰ることができた。が、明日の晩にはまた名古屋で、明後日の夕方にまた京都という、路線バスでマイルをためることができればものすごい記録をたたきだしそうな勢いの日々である。足のむくみは酷くなる一方だが、寝不足はこれで解消されるか。

ハッサク

ぱられるぱられるなどとエンドレスで繰り返していたら、とうとう京都に帰れなくなってしまった。というのはウソ。 週末の夜は打ち上げ呑み会、週明け朝イチで野暮用、その次の日も面談と会議。仕方がないので火曜日の午後までは名古屋にて潜伏することにする…

続続・追憶の記

昼前に本務校長久手キャンパスで隈研吾展を観る。昨日の講演会で「フラワードーム」と空耳聴きしていたのが、展示されている模型をみて「(バックミンスター)フラードーム」であったと思い当たる。それにしても、展観実習にプロの模型(実物)を使用すると…