読めない

 この半期は講義準備と添削に追われ、帰洛しても締切に追われる生活をしていた。移動のバスや新幹線、電車ではMP-3を装備しつつ仮眠するのみで、読書に費やす時間は皆無であった。さすがにこれではあかんやろと、家人のおすすめを読むことにする。

相対主義の極北 (ちくま学芸文庫)

相対主義の極北 (ちくま学芸文庫)

 過日のかき氷の記事に続き、再登場。
哲学の誤読 ―入試現代文で哲学する! (ちくま新書)

哲学の誤読 ―入試現代文で哲学する! (ちくま新書)

 同じ著者ということで。
理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)

理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)

知性の限界――不可測性・不確実性・不可知性 (講談社現代新書)

知性の限界――不可測性・不確実性・不可知性 (講談社現代新書)

 新書、文庫に限定という条件から、このようなセレクトとなる。
 近頃、ハードカヴァーが重くて仕方がない。師もそんなことを仰っておられたが、それは定年退職後のことだった。その差、30年。さすがに早過ぎ。