「もうがまんできない」

　江戸アケミの衝撃的な死から18年。そうか、もうそんなに経つのか。

裸の王様

　デヴュー当時はセンセーショナルな部分ばかりが取りざたされていた。とはいえ、アケミ以外にも「キワモノ」がたくさんいた80年代、そこばかり強調する必要もなかろう。時代の憤懣を歌詞にのせ、クールな音で表現するそのスタイルは、文句なくカッコイイ。演奏の巧さも重要だ。

　南流石が若い！　故人が多いので、再結成は望めなさそう。残念。