「YARUSE NAKIOのBEAT」

 20代後半、いちばん聴いていた音楽は間違いなくこれだろう。

SAPPUKEI

SAPPUKEI

 テレキャスターの、シングルコイル特有のしゃりっとした音が好きだ。下手にカスタムなんかしないほうがよい。ジャズマスターと対比させることで、よりその違いが際立つ。このギターのバランスがなんとも心地よい。メロディーもよい。よいよい尽くし。

 一方、その発言や歌詞に感化される人が多いようだが、奇をてらいすぎているし、そのわりに陳腐だし、語彙も極めて少ない。一考を要す、か(もう無理)。