2011-01-01から1年間の記事一覧

お買い物

諸事情により、急遽、『河内名所図会』を購入することに。 少し前にネットで検索したところ、京都の古書店に在庫があることがわかり、ようやく購入のために出かける。1店目は美本ながら近代に摺り直されたもので、2店目は題簽欠の後表紙ながらもと摺りのもの…

旅ノオ供

今日のような穏やかな日差しの午後には、なんとなくPaul Wellerの声が聴きたくなる。Style Councilあたりが、気分。

秋ノ休ミ

月末の学園祭期間とその振り替えということで、本日まで短い秋休み。珍しく3日は祝日採用で、明日だけ講義がおこなわれる。蜻蛉返りでもよいのだが、いろいろとやらなければならない雑務もあり、今晩から尾張にはいる。 平日使いの路線バスは、さすがにスム…

そうか!

明治女学校で思い出したこと。 かつて、中学高校時代の恩師が、雑誌(12ヶ月分)と書籍を結婚祝いにくださった。それが『婦人之友』と中村成子著『中村成子の始末の料理 歳時記・旬の出逢い』だった。 そういやプロテスタント系の学校やったしね、と合点する…

イロの道

過日の広嶋進先生の講演を拝聴し、考えたことなどを。 ☆ まずは宮藤官九郎の「真夜中の弥次さん喜多さん」を枕にふりつつ、江戸時代の男色、女色、婚姻の位置づけを解説される。なかにはBL(やおい)や男の娘を好む学生も少なからずいるであろうから、掴みと…

目下不安

このところ、おもに学生対応の場面で「なんでやねんっ」と地域変種まるだしで突っ込みたくなることが多い。こちらがうまく伝えられずに生じた問題ならば改善のしようもあるが、そうでない場合(学生が聞き落とす、勘違いをする)にはどうすればよいのかわか…

深まる秋

昨夜、講義が終わった頃から急激に気温が下がった。やや暑いことを想定した秋物を着ていたため、非常に寒い思いをした。 今日は朝から晴天で、気温の上昇も見込めそうだが、予報では20度を超えないとのこと。月・火曜日と異なり、水曜日は夕方に担当講義が終…

秋期開始

本日よりNHK文化センター@京都の秋期講座がはじまる。今回は『都林泉名勝図会』を取りあげ、編集に関する創意工夫とそこに込められた(はずの)編者の「意図」を読み解いていく予定。これまでは挿図を単品で並べ比較することが多かったのだが、冒頭からつぶ…

イチバン

今期の月曜日は、1限がはじまる前から合同研究室にみえる先生がいない。基本的に、9時には研究室にいるよう努めているため、他の先生がみえるまでの1時間はひとりでいる。実はその時間が週でいちばん仕事が捗る。 合研にはコピー機やリソ(メーカーが異なる…

30代最後

明日、不惑(満年齢)となる。とくに感慨はない。 強いていえば、若いからという言い訳が効かなくなることがツライくらいか。いや、これまでも充分、他人からみれば若くはなかったのだが、自身のなかに「甘え」があったように思う。とにかくそうした「甘え」…

ユメ叶ウ

20歳前後の未来ある学生と過ごしていると、さまざまな刺激を受け、また勇気づけられることがある。 昨日の講義では、学生から「とある賞に応募した小説が入選した」との吉報を受けた。前期の頃から「そうかな?」とも思っていたのだが、やはり将来の夢は小説…

祝日活用

今日は国民の祝日にあたるが、もちろん講義は通常どおりおこなわれる。いつもならここで昔はよかっただの学生が大変だのいうところ。しかし、これが便利な場合もある。 本務校では「体験講義 2011」と題し、一般の方々(おもに受験生)に向け、大学の講義を…

資料作り

後期の講義では『世間胸算用』を取りあげている。まずは、基礎知識として二十四節気や月齢についての説明をしなければならない。そのための資料を作成している。 たとえば便覧などに載る図や表を複写して切り張りするよりも、スキャナーで読みとった画像を張…

イベント

昼休みに、食堂前のテラスに長蛇の列ができていた。はて? と思っていたら、学園祭にくるザ・クロマニヨンズのチケット前売りに並んでいるらしいことが判明する。 名前こそ変わってはいるが、20年以上も同じ音楽(といったら怒られるか?)をやり続けるのは…

清秋の候

秋の空気が冷たい神無月の亀岡。すでに発熱系の肌着や靴下を着用し、仕事を終えて帰る週末ごとに、冬支度を進める状況である。暖房器具や湯たんぽが活躍する日もそう遠くはなさそう。もとから暑さにすこぶる弱く、年を重ねるごとに寒さに挫けるようになって…

リハビリ

後期開始、1週間。必要かと思われた講義の「準備体操」は、特に必要ではなかったようである。喉もさほどダメージを受けていない。多少の難があったとすれば、よくカムことくらい。 一方、体調はすこぶるすぐれず、初日早々、市販薬の世話になった。あとから…

錠剤顆粒

カプセルと、幼少時から薬をのむことに抵抗がなかった。特に漢方系の顆粒は独特な風味が好きだったりする。 今回はサ○ウのス○ナデイタイムにお世話になっている。顆粒でなかなかの味わい。眠くならないのもよいところ。

いよいよ

2011年度後期の講義がはじまった。後期開講の日本語表現は、文献収集〜資料作成〜プレゼンテーション〜レポート作成を、各自が選んだテーマに沿っておこなう。昨年度ははじめてのことばかりで教える側に戸惑いがあったが、本年度は多少の工夫をくわえながら…

現状確認

昨年度に引き続き、某企画の書籍を出版する予定である。その打合せに参加するため、朝から京都駅に向かう。 それぞれに分担している原稿の現状を確認したうえで、10月初めの締切に向けて最終調整をおこなうことになる。相も変わらぬおのれの遅筆ぶりを再認識…

台風一過

レヴェルとしてはかのカトリーナを上回っていたと聞く。 昨日、所用のために日帰りで名古屋へ出かけた。帰路で目にした庄内川は、堤防最高部まで数メートルに迫る水かさで、通過した直後に氾濫していたことを帰宅してから知った。もしもバスに乗車する時間を…

クロダニ

伯母の納骨のため、金戒光明寺に参拝する。国道9号線、川端通り、いずれも警察官やパトカーが多く、ものものしい雰囲気。秋の交通安全運動を目前に控えた予行演習なのか? 聖護院北側の御殿荘に場所を移し、昼食をいただく。数年前の法要でもここを利用した…

吉凶半ば

エンジンの不具合か、はたまた能力の限界か。いろいろと捗らない。 この10日ほどで凶と吉とを体験し、どちらにも心乱される、長月半ば。

調査結果

平成22年度の「国語に関する世論調査」の結果が公表された。仕事柄、毎年、目をとおすようにしている。学生の言語使用の現状を把握するうえで参考となるのにくわえ、自らのことば遣いを顧みるきっかけともなる。 ☆ 「ら抜きことば」は、じわじわと割合が増え…

落チテル

調子がでないとき、気分をワザとあげようとは思わない。どっぷり浸かるのもまた一興。 しっくりくる。 でも、人が変わると軽くなる。ギターの音圧によるものか、スマート過ぎるからなのか。 ☆ こっちも、くる。

中秋の夜

風は涼しくとも日差しは真夏並の亀岡を後にし、早朝、名古屋へ向かう。非常勤の先生方をまじえ、後期にむけた講義内容の確認をするためで、いよいよ本務が始動する。 ☆ 彼岸までは我慢せねばならないのだろうとわかってはいても、受け入れがたいほどの暑さに…

明日から

明日は月例会議で、来週には講義に関する打合せがあり、いよいよ後期開始に向けた準備期間にはいる。9月になったとはいえ、まだまだ「夏モード」のままであるアタマを、早急に切り換えねばならない。 ☆ 拙宅の北側、小学校の校庭からは、日に日に大きくなる…

仕事納め

開催校からチラシが届いたので解禁。ここ数年、本務外での仕事納めは「伏見学」ということになっている。 第13回 秋の公開講座 「伏見学2011」 江戸時代の和歌と伏見/西野由紀(愛知淑徳大学 常勤講師) 日時:12月10日(土) 13時30分 〜 15時20分 場所:…

豪華だわ

アニメーション。幼少期はそれなりにみていたが、ここ数十年は何がどうなっているのか、まったく不明である(UDなら週遅れでみているが…)。最近はこういうのがデフォなのか? →☆ ただただゴーカ。 ただし、田渕ひさ子はNG時代がダントツにいいと思う。来年…

特別な日

多くの子どもにとって日常とかわりない日になり下がってしまった今日、8月31日。いまの子どもと同様、大人にとってもまた、何の意味もなさない日である。とはいえ、この日に震えあがりつつ、明日なんてこなければいいと呪詛しつづけたかつての子どもとしては…

音の効果

夕方のニュウスを見ていて、「おっ!」となる。映像のセンス(タケノコ、マミ、ワンちゃんとか)はともかく、音楽がいい。 (あまりにも有名ではあるが)The Chemical BrothersのこのPVが素晴らしい。Michel Gondry、神すぐる。