突発的な

 急遽、仕事におもむく。内容はというと、画像データとキャプションの確認。だから、軽い気持ちで出かけた。
 行ってみると、意外な作業が必要であると判明する。画像処理。切って貼るだけのこと。それがとても困難で、特に色調補正は「なんとなく」くらいの調整しかできない。まして、もとの画像の精度が一致しないものどうしとなれば、お手上げ状態。ヘタに触ってしまうと、どんどん弄ってしまい、すごいことになる。まるで整形手術みたいだ。
 いつも仕事で使用している図会(ほぼモノクロ)の処理くらいならば何とかできる。しかし、カラーの場合は専門的知識(色の混ぜ具合とか)がないとダメだということを痛感する。高校の選択科目も、レタリングや造形は大好きなのだが油絵や水彩画がからきしなので美術を断念し、白黒はっきりしているという理由で書道を選んだ(厳密には、濃淡とか渇潤とかややこしかったりする)。つくづくカラー向きではないと思い知る。