第4回目

 宇治川太閤堤跡保存整備検討委員会出席のため、3月とはとうてい思えない気温のなか、ゆめりあうじへと向かう。1FにS井さんの姿が見えず、木曜日だったことに気づく。残念。
 年度末ということで、これまでの進行状況と次年度の計画の報告があった。具体的な保存方法を討議する前に、技術的な問題や、史跡保存に関わるさまざまな概念の確認など、いろいろと考えねばならないことがある。平澤毅先生が言っておられた「風致」と「景観」の相違について、なるほどと納得する。異なる分野の方々のお話しは勉強になることすこぶる多し。手前の引き出しも中身を揃えておかねばと、気を引き締める。