次ノ年度

 昨日、次年度の卒業論文の仮題目が出揃った。これまでにも担任を受けもつ年次の学生数は各段に増えると聞いてはいたが、結局、次年度は11名を指導することになる。
 井原西鶴が4人(それぞれ別作品)、上田秋成曲亭馬琴式亭三馬が各1名、ほかに仮名草子浄瑠璃・誹諧・怪談が各1名という内訳。すべて異なる作品・テーマとなり、本年度の演習での工夫がうまく機能したのではないかと感じている。
 それよりも、本年度の卒業論文提出の最終締切が2週間後に迫っている。下書きの進捗状況は7割から9割ほど仕上がっている感じで、あと一歩といったところ。これに最後の万年筆で直筆という過酷な作業が待っている。4年次生はここが踏ん張りどころ。無事に乗り切ってほしい。