休暇終了

 昨日の会議×2で、実質的に新年度がはじまった。31日の在学生オリエンテーションを皮切りに、入学式、会議、新入生歓迎合宿と続き、7日からは講義期間に突入する。さしずめ「夏休み明けの始業式から帰宅した小学生」といった気分を満喫(?)している土曜日の昼下がり。
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 2014年度の3年次生対象におこなわれる演習の受講者数が決定した。この演習受講者を振り分ける際、「迷える子羊(学生)」が担任を頼り、受講希望者が殺到するという現象がおきると、学科の先生方から聞いてはいたので、ある程度の覚悟をしていた。しかし、実際に自身が担任を務める学年の振り分け結果が、18名という大所帯(ここ2年は6、7名で、演習科目としては平均的な人数)であることがわかり、講義計画を修正しなければならなくなった。
 大所帯ゼミにやや困惑している一方、一過性の「担任バブル」であったとしても近世文学に興味をもつ学生が増えるのは、やはり嬉しいことである。また、受講者数の変動にも耐えうる演習運営の方法を模索するよい機会でもある。学生たちの希望と期待を裏切らぬよう、誠意をもってつとめたい。