症状一巡

 咽頭の症状は日替わりで、ほぼ声が出なくなり、咳が出だし、息をするたび咳を誘引し、咽せこんで眠れない最終段階までいきつく。ようやく落ち着きはじめたのが昨日あたり。どうにかOCのミニ講義をこなせるくらいにまで症状が治まり、ホッとする。とはいえ、数十分にいちどは痰切で咳が止まらなくなるのが、辛くてしかたがない。
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 土曜日は研究会に行くつもりだったのが、落雷で嵯峨野山陰線嵯峨嵐山・亀岡間が運転見合わせとなる。ローカル線のさだめとはいえ、唯一の公共交通機関が止まってしまってはどうしようもない。諦めて、養生につとめた。
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 本日は今年度最初のOCということで、朝から大学へと向かう。持ち時間20分のミニ講義では、「「古典」という教訓」と題し、『徒然草』から「名所図会」を経由し『東海道中膝栗毛』へとつづく影響関係について話しをする。最後のまとめで「真夜中の弥次さん喜多さん」を引っぱり出し「あまちゃん」の話題へとつなげてみたが、よく考えてみると高校生の通学時間に放映しているドラマなのだからウケる訳がなかったのかとも思い、今ごろになって反省する。霧霧霧霧。
 とにかく、最後まで人に聞こえる声で話しができたので、よしとしたい。