弥生の雪

 お水取りが終わるまでは、とよく言われるが、さすがに雪は珍しいのではないか。今朝の亀岡は、2、3センチほど積もり、8時を過ぎてもまだちらちらと降っている。
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 昨日は、同じ師に学んだ友人の家を訪ね、鍋を囲んだ。季節はずれかとも思われたが、寒さをしのぐのにちょうどよい具合であった。
 子たちを育てながらフリーで仕事をし、さらに家も購入したという、そのヴァイタリティを少しでも見習いたい。その一方で、自分には無理だろうなと、自らでリミッターをかけている部分もある。肉体的限界は近く、精神的障壁は高くなるばかり。
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 毎年、今年こそは修二会を観るぞと思いながら、いまだ成就していない。今年も叶いそうにないが、近い将来にはおそらく観ることができるだろう。そのときは、『諸国図会年中行事大成』の挿絵を片手に、のぞみたい。