史跡視察

 午後から宇治川太閤堤跡保存整備検討委員会に出席する。今回は、すでに保存整備されている史跡の実例として、奈良・平城宮跡を視察した。
 現地到着後、文化庁の方のご案内で第一次大極殿正殿の復元工事現場に入る。9月に一般公開されていたところなので、写真撮影のお許しをいただく。大極殿の内部も素晴らしいのだが、やはり、間近でみる屋根が圧巻である。

 足場が外されるとこの距離でみることはほぼ無理なのだから、とても貴重な体験である。
 その後、遺構展示館や東院庭園を奈良文化財研究所の方のご説明を聞きつつ見学。視察後は奈文研の会議室をお借りして、委員会の場をもつ。
 今後の課題等が列挙されるなか、お役に立てそうな方面の話題が出る。本年度中には資料を揃えておかなければならないようである。ようやく、果たさなければならないことがみえてきた。ひと安心。
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史跡:文化審が9件答申…加賀藩主前田家墓所など
 文化審議会石澤良昭会長)は21日、金沢市富山県高岡市の2カ所にまたがる加賀藩主前田家墓所など9件を史跡に、2件を名勝に指定するよう塩谷立文部科学相に答申した。また、宇治(京都府宇治市)と四万十川流域(高知県)の計6件を重要文化的景観に選定するよう答申した。  (毎日jp

 こちらの方にもほんの少しだけだが関係したので、喜ばしいことである。