環境良好

 着任して2ヶ月弱が過ぎ、ようやく仕事のリズムがつかめてきた。講義の準備や雑務以外に、うまく時間をやりくりすれば自身の研究を進めることができるようにもなってきた。
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 今日は、あるテーマについての先行論文を収集しようと思い、雑誌の所在を検索する。
 本務校の場合、(専攻に関わる雑誌に限り)製本にまわされているもの以外は、研究室の向かいにある共同研究室の書庫に収蔵されている。わざわざ図書館まで出向く必要もない。また、辞書類や全集など調べものに必要な基本図書も、共同研究室かあるいは同じフロアにある演習室に別置されている。
 閲覧したい雑誌は、結局、向かいの共同研究室でみつけることができた。非常に恵まれていることを痛感するとともに、この好環境をいかして成果を上げなければならないというプレッシャーを思い知る。くれぐれも「持ち腐れ」は禁物である。