任期半ば

 本日2012年3月31日をもって、本務校である愛知淑徳大学を退職する。
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 ふり返ってみると、専業非常勤のころにはなかった達成感をあじわいつつも、常勤であるがゆえにともなう責任の重さに苦悶する2年間であった。
 日本語教育という分野での業績を残せずに、途中で辞めてしまうことへの後悔はある。任期を満了すれば学生が卒業するすがたを見届けることもできたはずだが、それも果たせない。達成感をあじわったといいながら、心残りのほうが多いように思われる。
 とにもかくにも、部門長をはじめ、リーダーや同僚の先生方に助けられながらなんとかここまで走ることができた。記して感謝申しあげるとともに、今後の全学日本語教育部門の発展を願っている。