嵐ノマエ

 3月末から4月の初めにかけて、過密な具合で予定が詰まっている。今週はその嵐の前の静けさ、仕事に打ちこめる春休み最期の時間でもある。
 今年度は思うように業績数を伸ばすことができなかった。理由はさておき、その怠惰と遅筆を悔い改め、研鑽を積んでいきたい。
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 校正をしていると、自分の仕事の粗さにあらためて気づかされる。早さもさることながら、質も担保しなければ意味がない。「遅くて粗い」などとはもってのほか。
 惑わないだけでなく、周囲からも惑うことが許されない。そのような立場であることをわきまえつつ精進したいと思う、彼岸中日過ぎ。