申し開き

 昨晩は本務校の交流会があったため、講義終了後に名古屋マリオットアソシアホテルへ向かう。フルコースがふるまわれ、過剰な満腹感を得る。
 散会後は同僚のH先生と、学科の上司K先生を囲んでしたたかに呑む。気がつけば終電で、星ヶ丘で降ろされタクシーに乗り継ぎ帰宅する。
 ☆
 頭痛にも見舞われず、なんとか起床する。朝から2コマ連続で講義があるため、大学へ出講する。
 2講時に、テキストを忘れた学生のためコピーをしようと研究室へ戻る。途中、見覚えのある学生に声をかけられ挨拶をする。「ワタシの名前、覚えてますか」といわれ困り果てる。相手のがっかりした表情に、前期だけで420人を受けもっている。くわえて、不惑を目前にヤキがまわっている。そんな言い訳をすると、「若く見えても、中身は確かに…」と妙な納得をされ、複雑な気分を味わう。
 どうせなら二日酔いとでもいったほうがよかったのか。