宅配日和
朝に1件、昼に1件、夜に1件、宅配が届く。
朝の分は過日にオークションで落とした戦利品で、昼の分はおととい信楽で大人買いした食器群。
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今年度に担当したゼミは、受けもっておられたW田先生が1年間の国内研修であったため、いわば「るすばん先生」の役を仰せつかっての勤めだった。
年が明けて先生にお会いした際、労いのことばとともに受け取ってほしい物があると仰る。なんでも嵩のある物なので、そのうち家に送ってくださるとのことだった。
夜に届いた荷を解いてみると、帙に入った賀茂真淵『古今和歌集打聞』が出てくる。20冊あるうちの17冊なので全巻というわけではないが、こうした注釈書の版本は持っていなかったので非常にありがたい。また、お手製の帙が素晴らしく、そのアイデアに脱帽する。さすが、趣味が「和書の修理」というだけあるなと感心しきり。本当にありがとうございました(きっとご覧になってはおられないだろうが…)。