外出せず

　仕事のある日はかなり腹をくくって家を出る。外出するのが好きではないから。溜まっている用事なども、なるべく済ませてしまうようにする。
　仕事のない日は心おきなく引きこもる。家にいるのが好きだから。
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　好きか嫌いかはおくとして、今日はいちにち中、PCの前で過ごした。やらなければならないあれやらこれ（仕事、研究その他いろいろ）が停滞したままだったから。それなりに進んだように思われるのだけれど、気のせいかもしれない。
　そういえば、過日の社会人講座の折、さる古文書の読めない部分を教えてほしいと依頼をされた。だいたいにおいて、日常で目にする資料は版本である。版本の場合、それなりに定型化された文字の羅列なので、数丁も読めばなんとなく翻字できたりする。が、古文書となれば手書き。手書きとなればその様式は統一されていないし、書き癖なども考慮して読まねばならない。かなり手強い敵である。
　こうなったら「踊る人形」の暗号解読よろしく、あたりをつけて読んでいくしかないのか。つーか、もっと精進せよ、だな。