イマサラ

 気になることがあったので読んでみる。

「鎖国」という外交 (全集 日本の歴史 9)

「鎖国」という外交 (全集 日本の歴史 9)

 前半部はほぼ仲尾宏『朝鮮通信使―江戸日本の誠信外交』と似たような内容なのですっ飛ばす。
朝鮮通信使―江戸日本の誠信外交 (岩波新書)

朝鮮通信使―江戸日本の誠信外交 (岩波新書)

 なかなかに面白い。ただ、文章のそこかしこに主観的発言が挿入されているところは気にかかる。
 amazonのカスタマーレビューをみると賛否両論のようだ。が、それこそ「中華思想」的なもの言いで反論するのもいかがなものかと思う。そうした目線で読むから「悪意」を感じてしまうんじゃなかろうか。たぶん。