第四之師

 大学生から研究生に至るまでの12年間、異分野の3人の師にご指導いただいた。これとは別に、指導教授ではなかったものの、修士課程のころに講義を受け、いまもなおご助言くださる「第4の師」がいる。
 先月末刊の、拙稿が載る学内誌をお送りしたところ、「第4の師」が手紙をくださった。書誌学の大家である師の「実によく理解できました」ということばに、胸を撫で下ろす。一方で、大きな課題(宿題?)もいただき、さてどうしたものかと考え倦ねる、月曜日の夜。