知多紀行

 元旦から家人の親戚とともに南知多の温泉で過ごす。好天に恵まれた総勢15名(うち子たち3名)の旅行は、半島の南半分を満喫できるじつに楽しい1泊2日であった。
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 個人的な目玉は、2日目の昼食をとるため立ち寄ったドライブ・インに集合していたスーパーカーの群れ。40台もあっただろうか。欧州産&国産の消しゴムでしか見たことのないような名車が、水たまりのできた砂利敷きの駐車スペースにならんでいた。ここは幕張ですか? とでも問いたくなるような光景に、「スゲぇ!」としか言えないボキャ貧の自分…。
 結局、1時間以上の待ちができているそこはやめ、5分ほどの距離にある別の店に移動して昼食をとった。が、店をでる時間がちょうどスーパーカーのオーナー一行の解散と重なっていたようで、腹に響くエキゾーストノートを轟かせたフェラーリランボルギーニとすれちがう。「ウヒょ〜!」と奇声を発しつつ、知多を後にした。
 帰宅後に調べてみると、毎年恒例()だそうで、つい来年も行ってみたい/見てみたいなどと思う四十路がひとり。