岩瀬文庫

 今年の3月まで中京圏で仕事をしていたにもかかわらず、来訪が叶わなかった岩瀬文庫。講義期間も終了し、予定のない平日だったので、西尾市まででかける。
 コンクリート打ちっ放しの現代的な建物に、1日30冊以内であれば和書の閲覧ができるという好環境で、終始うっとりしっぱなし。今日は江戸後期の版本を2種、閲覧し、調書をとった。来年あたりは1泊2日くらいで訪れたいなどと、思案してみる。
 それにしても往路で使用した伊勢湾岸道は高所恐怖症に不向きで、かつ風の強い日の車体への煽りに辟易する。蕪籬麿がコロンと横転する、あるいは数十メートル下の川面へダイヴするのを想像するたびに、気が気でなかった。いくら空いていても、あまり好ましいルートではないように思った。
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胃袋の記
・Ristorantino La Tina(岡崎市
ふらんす風菓子 プレリュード(岐阜市
・NEWTON CIRCUS(岐阜市