睡魔が刻

 梅雨とはいいながら、昨年ほどそのうっとうしさを感じることもなく過ごしている。湿度もさほど気にならない。
 一方、気になる(?)ことが、ひとつ。
 少し前から本務校が全面的な節電態勢に入ったことで、エレヴェータが止まったり、施設のエントランスが暗くなったりし、エアコンのスウィッチを入れるのが躊躇われるようになった(もちろん、講義中は学生の集中力を削いでしまわない程度に使用している)。これまでは、研究室が建物の6階にあることを理由に、階段を利用することも皆無であった。が、さすがに1台だけ稼動しているエレヴェータが呼んでもなかなか来なかったり、そのせいで講義に遅れそうになったりしたため、階段に切り替えたほうが賢明であると悟る。
 これがクワセモノで、じんわりとキク。猫パンチ程度のボディブローでも数を打てば、じんわりとキク。とにかく、研究室に着く頃には大腿部に乳酸が溜まり(そんな気がする)、額に汗が浮くほど。1日に研究室-教室間を数往復もすると、かなりキク。だいたい2、3コマ/日だから、夕方には相当なダメージとなって我が身にふりかかる。
 ここ最近は、19時頃が、睡魔が刻。仕事にならないので、雨よりも、湿気よりも、なほ厄介。