古典の日

 なんだそうで。もしも京都eラーニング塾の講座依頼を受けていなかったら、昨年だけで終わった企画と勘違いしていただろう。
 ちなみに、「古典の日」とは源氏物語千年紀にあわせてつくられた「記念日」である。推進基本構想は以下のとおり。

一、人は古典によってこそ生きることをあらためて自覚し、古典によって広く世界の知性と共鳴しあう新しい文化創造の運動を起こす。
一、古典を読み、書き、聞くなど五感を使って古典に親しむ活動を、児童・生徒・学生をはじめ、男女年齢を問わず、すべての市民に広く深く浸透させる。
一、文学・美術・工藝・藝能など幅広く古典を知ることのよろこびを人々の心のうちに広め、やがて「古典の日」を国民共有の日として定着することをめざす。  (古典の日推進委員会HPより)

 「五感」って、読む、書く、聞くとはちゃうやろと突っ込んでみたり、「こそ」とか「国民共有」とか使用するのに躊躇することばが目についたり。とにもかくにも、『源氏物語』「こそ」が日本におけるKing of KOTENなのだということか。きっかけはいつもゲンジ、って感じ。