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兼続ゆかりの古活字版本など公開 左京の総合資料館で展覧会



 京都新聞で連載中の「古典籍へようこそ」で紹介された貴重書の展覧会「古典籍へようこそ−直江版『文選』とそのなかまたち」(京都府立総合資料館、京都府立大京都新聞社主催)が25日から、京都市左京区の総合資料館展示室で開かれる。NHK大河ドラマの主人公、直江兼続ゆかりの古活字版本など総合資料館所蔵の59点を公開する。
 「源氏物語」「御伽草子」「南総里見八犬伝」「祇園の御本地」「古今交蝕考」などの貴重書を新聞記事と並べ、時を経て伝わる本の魅力を紹介する。
 漢文や詩歌の素養があった兼続が要法寺左京区)に刊行を委嘱した中国の詩文集「文選」をはじめ京都の寺などで刊行された古活字版本のほか、「平家物語」などの物語や朝鮮、中国の活字版本なども並べている。8月23日まで(8月12日休館)。無料。
 8月8日に府立大(左京区)でトークセッション「古典籍は愛だ!直江版『文選』とその水脈」、7月30日、8月11日に総合資料館で寺子屋講座「和本を作ろう」(小学高学年以上対象)がある。いずれも申し込みが必要。問い合わせは資料館庶務課Tel:075(723)4831  (京都新聞

 「古活字本」とか「古活字版」とはいうけれど、「古活字版本」は聞き慣れない呼び方だと思う。大河ドラマも見てないし、ご本人にあまり興味はないが、出版に関するはなしは少し気になる。