連載小説

 朝日新聞を購読していることにさしたる理由はない。あえて探すとすれば、慣れ、だろうか。思えば20年以上のつきあいになる。その間、掲載小説をきちんと読んだのはたった3作である。高橋源一郎夢枕獏、そして連載中の島田雅彦のみ。「小説嫌い」にしちゃあ、優秀な方だろう。
 先日、「王子」の前世第3幕で、千利休切腹した。もう少し描写があったらともの足りなさを感じた。ただ、宣教師たち中心の展開であれば、仕方のないことか。興味のある分野なだけに、読書などで知識を補う必要はあるだろう。

茶の湯の文化史―近世の茶人たち (歴史文化ライブラリー)

茶の湯の文化史―近世の茶人たち (歴史文化ライブラリー)

茶人たちの日本文化史 (講談社現代新書)

茶人たちの日本文化史 (講談社現代新書)

 後者は宣教師たちにも(少し)触れているようなので、参考になりそうだ。
へうげもの(7) (モーニング KC)

へうげもの(7) (モーニング KC)

 こちらも以前から気になっていながら、いまだに読んでいない(新規開拓が苦手なもので…)。