原因究明

 昨日は年に1度ある健康診断のため龍谷大学深草学舎に行ってきた。
 途中、信号待ちをしているとむせ返るような香りに襲われる。その源は隣地にある警察学校の金木犀で、遠目にも花盛りであることがわかる。橙を鏤めた濃緑のそれが50メートルは並んでいるだろうか。
 小さな花弁からは想像もつかないような強引さで、思わず酔いそうになる。花酔いとは風流な、などといっていられないほど。これはもう、臭いというべきなのだろう(スメル・テロ!)。あまりにも強い香りは、時として人を不快にさせる。
 そんな状態で計測したものだから、血圧が少々高めだった。きっと金木犀のせいだ。そういうことにしておこう。